Vol.31お金のこと、誰も教えてくれなかった
「今後どんな講座を受けたいですか?」
最近のアンケートで多かったのは「お金について学びたい」という声でした。
将来に備えて、今のうちに考えておきたいということなのだと思います。
背景には、食料品の高騰などによって、インフレを体感するようになったことがあるのではないでしょうか。

自分もお金のことを学んでこなかった
若い頃の私は、働いていればなんとかなるという感覚でした。
投資なんて危ないもの、株はギャンブルに近いものだと思いこんでいたんです。
自分に知識がないから当然ですが、すでに成人している子どもたちにも、お金の教育はしてきませんでした。
それでも、そこはZ世代。
ブランド物がほしいなんて物欲もなく、お金については堅実な考え方に育った気がします。

娘に新NISAを教えて、複利の話をした
最近、長女に新NISAについて教えてあげました。
娘は、いわゆるZ世代らしく、将来に慎重で無駄遣いを嫌うタイプです。
ただ、そんな娘でも、投資や資産形成については誰からも教わってきたわけではありません。
せっかく貯金してるならと、投資した場合のシミュレーションを見せました。
「いまからこのくらい投資にまわせば、老後は数千万円の差になる可能性があるよ」と。
条件によっては、1億円に近づく可能性もあると教えてあげたんです。
それでも、これまでお金のことを学んでこなかった娘は半信半疑でした。
「増えるってことは、減ることもあるんだよね」なんて。
どこまでも堅実です。

知ることで、不安は少し変わる
この話は、投資を勧めたいということではありません。
知らないままだと、不安だけが大きくなるということです。
老後のことを心配する娘にとって、漠然としたお金の不安を、少し具体的に考えるきっかけにはなったと思います。
ちなみに、証券口座の設定を教えてあげたお礼に、その日のファミレス代は娘が支払ってくれました。
娘にとって、将来につながる最初の投資だったのかもしれません。
それでは、また。
キャリアを作る学校
野田恒徳