TOP運営ブログVol.03 上手くなりたいはずなのに、何が自分を止めていたのか

Vol.03 上手くなりたいはずなのに、何が自分を止めていたのか

2025.03.31 テオログ運営チーム

こんにちは。キャリアをつくる学校を創設した野田です。
先日、「キャリアをつくる学校」の文章講座を一部の有志メンバーに受講してもらいました。
会場は、廃校になった小学校をリノベーションした素敵な施設。
当日は、みんなが課題に頭を悩ませながら、真剣に取り組む姿がとても印象的で、私はその光景を見ながら、なんだか胸が熱くなってしまいました。

でも実は、この文章講座を社内で開催することになったのは、少し前に私自身が、学ぶ側として受講してみた経験がきっかけなんです。
キャリアをつくる学校を運営するにあたって、「まずは学ぶ側の気持ちを理解することが大切なんじゃないか」と思い、ストアカという学びのプラットフォームで、文章講座に申し込んでみました。
ところが、申し込んでから急に緊張してきたんですよね。
理由は、若い人たちの前で恥をかいたらどうしよう…なんていう、ちょっとしたプライド。
年齢を重ねると、「できない自分」を見せることに、どこか抵抗を感じてしまうんです。

そしていよいよ当日、そんな不安はすぐに消えていきました。
講師の方がとてもあたたかくて、どんな意見にもちゃんと耳を傾け、良いところを見つけて褒めてくれるんです。
自信がなかった私でも「これでいいんだ」と思えるようになり、リラックスして最後まで楽しく学ぶことができました。
講座が終わる頃には、ポジティブな気持ちに満たされていて、思わず講師の方に「社員向けにも講座をやっていただけませんか?」とお願いしていました。
そして実現したのが、冒頭の社内講座です。

参加した社員たちは「うまく書けない」と悩みながらも、一生懸命に自分の言葉と向き合っていました。
たしかに慣れないことに挑戦するのは大変だったかもしれません。
でも、できないからこそ教わる価値がある。
悩み、試行錯誤しながら前に進もうとする姿は、まさに“学びの風景”そのものでした。
キャリアをつくる学校が目指すのは、そういう場です。
「できない自分」を否定せず、むしろ受け入れ、成長の糧にできるような場所。
そして、学ぶことの楽しさや、自分を更新することの面白さに出会えるような場を、これからも一緒に作っていきたいと思っています。