Vol.01 学ぶことで、未来はもっと自由になる。キャリアをつくる学校、開校します。
はじめまして。このたび「キャリアをつくる学校」を創設しました、野田と申します。「キャリアをつくる学校ってどんなことをするの?」
そんな声が聞こえてきそうですね。
今回は、その答えをお話ししたいと思います。
過去の研修は、学びではなく「耐える時間」
会社の研修って、なんとなく気が進まない……。 そんな経験がある方も多いのではないでしょうか?
正直、私自身も「研修って本当に意味があるのかな?」と思っていました。
一昔前の研修には、精神力を鍛えるような要素が多く含まれていた気がします。
例えば、大声で発表させられたり、厳しい接遇指導で受講者が涙するような場面をテレビで見たこともありました。
今振り返ると、それは「学び」ではなく「耐える時間」だったのだと思います。
実際、私も当時受けた研修の内容はほとんど覚えていません。
ただ、「つらい出来事」といった記憶だけが鮮明に残っています。

学歴もスキルもなかった私は、将来の不安が学びの原動力だった
そんな私ですが、20代の頃は将来に不安を感じ、個人的にたくさんのことを学びました。インターネットが今ほど普及していなかった時代、本だけでも1000冊以上を読み漁り、行動心理学やプロジェクトマネジメント、さらにはスピリチュアルな分野まで興味の赴くままに学びました。
あれだけ勉強嫌いだったのに、独立を視野に入れての学びは、今振り返っても全く苦労だと感じていませんでした。
結果的には、居心地の良かったテオリアに残り、学んだことを新規事業や経営の立て直しに活かすことができました。
実際、私が手掛けた「断熱リフォームの匠」は、訪問まで2週間待ちの人気事業に成長。
また、30代で営業部長を務めた際には、会社の経営を立て直す大きな挑戦をしました。
もし、あの時の学びがなかったら…。
今の安定した経営も、新規事業の成功もなかったかもしれません。

自分の子供に言えないことは、働く仲間たちにも言えない
学びは本来、会社のためにするものではなく、自分の人生を豊かにするためのものです。
多くの企業研修は、「社員の成長」という名のもとに、実際は「会社の利益」のために行われています。
私自身、経営する側の立場になり、「研修を受けて会社に貢献してほしい」と言うのが世の中の常識なのかもしれません。
でも、社員を自分の子どもに置き換えて考えたとき、私は絶対にそんなことは言えません。
「自分のために学んでほしい。」
そう伝えられる環境をつくりたい。
そんな想いから「キャリアをつくる学校」を立ち上げました。

学びたいことを自由に選べる環境づくりをしたかった
だからこそ、「キャリアをつくる学校」では、会社の業務に直結するものだけを学ぶわけではありません。
デザイン、映像制作、AI活用……。 もしかしたら、茶道やゲームのプログラミングなんかもありかもしれません。
「学びたい」と思うことを、自分で選べる環境にしたいのです。
とはいえ、こうした考え方は、まだまだ一般的ではないかもしれません。
だからまずは、社員みんなに理解してもらうために「キャリアをつくる学校」のWebサイトを作りました。
「これなら、ちょっとやってみてもいいかも」
そんなふうに思ってもらえたら嬉しいです。
ここから、社員一人ひとりが「自分のための学び」に踏み出せるよう、会社としても全力でサポートしていきます。
「キャリアをつくる学校」、ぜひ一緒に楽しんでいきましょう!