Vol.10詰め込み講座で心が折れた話
外部の有料の講座に参加すると、どうしても元を取りたいと思ってしまう野田です。
「キャリアをつくる学校」の講座の中身については、いろいろと考えました。
せっかくだから、たくさんのことを伝えたい。
できるだけ密度の濃い内容にしたいと。
でも、ふと思い出したことがありました。
過去に自分が受講した体験を。

動画撮影の講座で感じたこと
だいぶ前に動画撮影の講座を受けたことがあります。
内容はしっかりしていて、先生も好印象でした。
でも、受講している間、ずっとこう思っていました。
「なんか面倒だな」
「ちょっとつらいかも」
受講時間に対して、やることや情報量が多く、頭がどんどん疲れてしまう感じ。
覚える前に次々と教えられてしまい、整理する余裕がないので、終了時間にはただ終わったという安心感しか残っていませんでした。
もらった資料は見返す気にもならず、その後、動画にチャレンジすることはありませんでした。

写真講座は「またやりたい」と思えた
一方で、写真講座は違いました。
内容はとてもシンプルで、先生のゆるさもあって受講中は「これならできそう」と思っていました。
その後、わからないなりに撮ってみて、もう一度先生のもとを訪ねてみたんです。
しっかりダメ出しされたのですが、なぜか全然イヤじゃなかった。
「理想の写真を撮れるようになりたい」と自然に思えたんですよね。
おかげで、楽しく写真撮影ができるようになりました。
私には「少なめで、ゆるい」講座が合っていた
この2つの経験を通して、自分がどういうタイプだったか思い出しました。
私は、いちどにたくさんのことを理解したり習得したりするのが、あまり得意ではないタイプです。
情報量が多いと、わかったフリを演じて内心はついていけない焦りが。
すると、自分には無理かもと気持ちが閉じてしまうんです。

お得に映る盛りだくさんよりも、「わかる・できる」講座こそ価値がある
理解のスピードは人それぞれ。
もっとテンポよく進めたい人もいれば、じっくりかみ砕く時間がほしい人もいます。
「キャリアをつくる学校」が目指すのは、どちらも置いてけぼりにしない。
誰もわかったフリをせずに済む学びの場です。